日銀の金融政策変更で 長期金利0.115% 国民生活への影響は?

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日銀の金融政策変更で 長期金利0.115% 国民生活への影響は?
日銀の金融政策変更で長期金利0.115% 国民生活への影響は?

序文

はい。

今週は、経済的に重要な出来事が2つ起こりました。

  • 日銀が金融政策を変更し、長期金利が0.115%まで上昇
  • 米国FRB(連邦準備銀行)が金利の引き上げを据え置き

の2つです。

これにより、

  • マイナス金利の悪影響だった金融機関の不振、特に今回は生命保険会社が正常化に向かった。国民も安心して生命保険を組める。
  • 米国の景気が、これ以降も好景気が続く見通しとなった。貿易相手である日本も潤い、日本企業の景気と株価が上がる見込み

という好影響が出てくる見込です。

これにより、日本国民の生活環境も改善するかもしれません。

以下、それぞれの要因を詳しく見ていき、本当に日本国民の生活が良くなるのか、評価していきましょう。

長期金利が0.115%まで上昇

長期金利が0.115%まで上昇
長期金利が0.115%まで上昇

今週に日銀が異次元緩和を少し緩ませ、長期金利の上昇を許しました。

それに金融市場が反応し、長期金利は一気に0.115%まで上昇しました。

長期金利があがると、長期国債の利回りが上がるので、誰もが長期国債(10年物など)を欲しがります。

その結果、需要と供給の関係で、国債の価格が上がります。

すると、今まで国債を持っていた人は、国債の値上がり分だけ評価益がでます。

さらに、現在、日本の国債の全体のうち40%は日銀が保しています。

そのため、日銀はこれ以上お金を刷らずに、さらなる国債の買い入れが可能となり、異次元緩和がしやすくなります。

長期国債を主に運用しているのは、生命保険会社
長期国債を主に運用しているのは、生命保険会社

また、長期国債を主に運用しているのは、生命保険会社です。

生命保険は長期契約(終身保険)が主な商品であるため、長期国債での運用も積極的に行っていました。

そして、先ほど述べましたとおり、長期国債の利回りが上昇したことで、生命保険会社も用益が出ることになり、財務体質が改善します。

そのため、生命保険会社の運営の健全性が保たれ、お客様も安心して保険を掛けることができるようになります。

短期金利はまだマイナス金利

短期金利はまだマイナス金利
短期金利はまだマイナス金利

一方で、短期金利は、まだマイナス金利です。

短期金利、つまり短期国債(3年物、5年物など)は、利回りがマイナスです。

短期国債を運用しているのは、主に銀行です。

銀行は国民から預金を預かって、そのうち39%を株式や国債で運用し運用益を得て利ざやを確保しています。(残り61%は企業への融資に使っています)

ただ、預金はいつでも引き下ろせるため、長期的に資金が担保されているわけではありません

長期的な投資ができないため、銀行は通常、短期の国債で運用しています。

しかし、先ほど述べたとおり短期金利はまだマイナス金利であるため、銀行は利ざやを確保できません。

国民の生活にはどう影響?

生命保険会社や銀行

国民の生活にはどう影響?
国民の生活にはどう影響?

とりあえず、生命保険は今後、安心して掛けられます。

しかし、銀行はマイナス金利の影響を受けているため、銀行の運営はまだ厳しい状況です。

そのため、銀行はカードローン(10%程度の金利)や、キャッシング(こちらも10%程度の金利)など、簡単に無担保でお金を借りやすくしています。

無担保であるため、返済時の金利の利率を高く設定でき、多くは年間10%以上の金利が掛かっています。

このように、銀行はノンバンクのような手法を展開して、なんとか運営している状況です。

最近、銀行からカードローンやキャッシングの広告が多くなってませんか?

それには、このような事情があったのですね。

株価

株価
株価

日銀が金融政策変更後、長期金利が上がった時、私の保有していた投信も、上がりました。

半年間で24,000円購入して、+502円の運用益が出ていますから、年間4%の利回りです。

これは、インデックス・ノーロード型の投信にしては、良い利回りです。

長期金利が0.115%になった翌日
長期金利が0.115%になった翌日

保有商品一覧を見てみると、これは記録する日が1日遅かったためですが、前日比ではかなり値が落ちています。

しかし、年間を通した評価損益では、かなりのプラスです。

 

長期金利が0.115%になった翌日(商品一覧)
長期金利が0.115%になった翌日(商品一覧)

その翌日、米FRB(連邦準備銀行)が金利の引き上げを見送る判断を発表すると、さらに利回りがあがりました。

半年24,000円購入して+689円ですから、年換算で5%の利回りです。

これはできすぎです。銀行で5%の利息が付くって、今時ありませんよね?(もちろん、これから利回りは落ちていきます)

米FRBが金利引き上げを据え置き
米FRBが金利引き上げを据え置き

保有商品一覧を見てみると、日経インデックス投信はそこそこ値があがっています。

円安ドル高になり、輸出で稼げるようになりまた。

その上、米国のFRBが金利引き上げを据え置きました。

そのため、米国の景気の好調さが持続する見通しとなり、日本企業の利益が出ることが期待されているためです。

また、米国インデックス投信、世界インデックス投信も絶好調です。

米FRBが金利引き上げを据え置き(保有商品一覧)
米FRBが金利引き上げを据え置き(保有商品一覧)

まとめ

お疲れ様でした。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

以下に、今日の学びをまとめます。

  • 長期金利が0.115%まで上昇した。その利回りをみて皆が長期国債を買うようになり、需要と供給の関係により国債の価格が上がった
  • 長期金利の上昇により生命保険会社運用益が出るようになった。
  • 短期金利は、まだマイナス金利で銀行カードローンキャッシングの金利で稼いでいる。
  • 今のところ、日本株、米国株も絶好調。主に米FRB(連邦準備銀行)が金利の引き上げを据え置いたため、米国の景気が引き締められず、今後も好調さが持続する見込みとなったため。

まだまだ、国民生活が潤わない日本。

今後の日銀の金融政策も注視しておかないといけないですね。

また、米国の景気にも敏感になる必要があります。

なんと言っても、日本企業の景気は米国の景気に依存していますから。

頑張れ、日の丸企業!ですね!

それではー またー (^_^)/

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KaBA@フリーランス修行中

KaBA@フリーランス修行中

IT企業で経験を積み、2016年にフリーランスに転向。直近でWeb関係のお仕事に移行していたので、WordPress、PHP、MySQL、JavaScript、HTML、CSS、Webライターなどのお仕事をしています。 2008年から、勝間和代氏、小宮一慶氏、マイケル・ポーター、ドラッカー、デール・カーネギーなどの本を読んで仕事に生かしています。 投資を始めたきっかけは、やはり、勝間和代さんの「お金は銀行に預けるな」でした。あ、自分でも理解できる方法で投資できるんだ!とか思って衝撃を受けました。 この本を読んで8年後に、自分が投資信託を購入してみるとは。(^^; この8年で小宮一慶さんの本やグロービスの「MBAファイナンス」なども読んでいました。他にも「FP3級」本は読むことは読みましたが正直役に立ったかはわかりません。 でも、やってみれば、特定口座開設とか、ネット証券利用とか、意外とあっさりできました。 趣味は読書で、前述の小宮一慶さんや松下幸之助さんなど著名人の本を読んでいる他、赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズや司馬遼太郎の三国志などが好きです。