絶好調の東南アジア経済 米国監視対象リスト入りで 景気減速?

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絶好調の東南アジア経済 米国監視対象リスト入りで 景気減速?
絶好調の東南アジア経済米国監視対象リスト入りで景気減速?

序文

はい。

実は経済が絶好調な東南アジア。

半導体や食品、道路や電気インフラ工事など、内需、外需とも旺盛です。

特に、半導体などの部材は中国に輸出し、組み立ては中国で行います。

中国の経済発展とともに、東南アジアは成長してきました。

また、EUと共に、世界同時株高を牽引してきました。

しかし、近頃、この好景気に潜む影が・・・

米国の貿易監視対象リスト入り

米国は先に貿易の関税対象と額を広める発表を行いました。

その対象は主に中国です。

EUなどは貿易の関税の対象からは、条件付きで外しています。

また、東南アジアも特にその対象になっていません。

しかし、米国には、「貿易相手国の貿易を監視対象に置くリスト」が存在します。

このリストに載っても、関税が上がることはありませんが、実質的に将来関税が上がる候補であり、当然、貿易国にはプレッシャーがかかります。

そして、東南アジアの国、タイ、ベトナム、マレーシアなど、昨今の貿易で絶好調な諸国が、この監視対象リストに載る条件を満たしてしまいました。

米国の監視対象リストに載る条件

監視対象リストに載る条件とは、具体的には以下の通りです。

  1. 対米貿易黒字が200億ドル以上(2兆円以上)
  2. 経常収支の黒字がGDPの3%以上
  3. 為替介入による自国通貨の切り下げ(自国通貨を安くし、輸出に有利にすること)を行い、その結果貯まった外貨預金額(この場合は米ドル預金残高)がGDPの2%以上

上記3つ条件のうち2つを満たせば監視対象リストに載る候補になります。

タイは3つすべてを満たし、ベトナムは2つ満たし、マレーシアも2つ満たしています。

結論

これは3国は、東南アジアの経済を引っ張ってきた国であり、今後の人口増加も伴い、さらに発展していく国でもあります。

しかし、その裏には、米国への輸出による貿易黒字があります。

今のところ、中国が対米黒字で突出(20兆ドル)しているため、東南アジアにすぐに関税上げなどの制裁はないと思われますが、米国の保護貿易主義への転換により、今後のプレッシャーは高まっています。

すでに、シンガポールは、中国に寄り添うよう、政治も経済も中国を意識して動いています。(ただし、国防は米国に依存しています)

もし東南アジアの経済的出口が米国に対し無くなった場合、中国の存在感が増してくることは間違いないでしょう。

それではー またー (^_^)/

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KaBA@フリーランス修行中

KaBA@フリーランス修行中

IT企業で経験を積み、2016年にフリーランスに転向。直近でWeb関係のお仕事に移行していたので、WordPress、PHP、MySQL、JavaScript、HTML、CSS、Webライターなどのお仕事をしています。 2008年から、勝間和代氏、小宮一慶氏、マイケル・ポーター、ドラッカー、デール・カーネギーなどの本を読んで仕事に生かしています。 投資を始めたきっかけは、やはり、勝間和代さんの「お金は銀行に預けるな」でした。あ、自分でも理解できる方法で投資できるんだ!とか思って衝撃を受けました。 この本を読んで8年後に、自分が投資信託を購入してみるとは。(^^; この8年で小宮一慶さんの本やグロービスの「MBAファイナンス」なども読んでいました。他にも「FP3級」本は読むことは読みましたが正直役に立ったかはわかりません。 でも、やってみれば、特定口座開設とか、ネット証券利用とか、意外とあっさりできました。 趣味は読書で、前述の小宮一慶さんや松下幸之助さんなど著名人の本を読んでいる他、赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズや司馬遼太郎の三国志などが好きです。